こんにちは、ホビースペースアイン店長の真島です!
本日はザ・ゲームの製作者、シュテファン・ベンドルフ作の111カードゲームの紹介をさせて頂きます。
2人〜5人で20分程度で遊べるカードゲームです。
2から111までの数字が各1枚ずつ、合計110枚のカードがあります。
カードにはそれぞれピエロの絵柄が書いてあり、そのピエロの数で点数が変わります。
1.ゲームの目的
各プレイヤーは誰よりも早く手札にある全てのカードを左から右に向かって「昇順」または「降順」に並べる事を目指します。
昇順とは12→13→22→51→61→83→…のように徐々に数字が大きくなっていく並びの事です。
逆に降順とは、96→83→81→55→44→43…のように徐々に数字が小さくなっていく並びの事です。
プレイヤーはゲーム中に手札の並びを勝手に変えてはいけません。
常に手札を扇状に広げて持ち、順番が変わらないようにしてください。
手番プレイヤーはバカラカードを1枚選んで手札に加え、今手札に加えたカードの両隣のうちどちらか1枚を表向きで場に出します。
いずれかのプレイヤーかが手札を完全に「昇順」または「降順」に出来たら、1ラウンド終了です。
いずれかのプレイヤーが60点以上獲得するまでラウンドを行います。
各ラウンドの終了時には、プレイヤーは自分の手札に応じて得点を獲得します。
2.ゲームの準備
各プレイヤーにランダムに12枚ずつカードを配ります。
各プレイヤーは配られたカードを伏せたまま一旦一山にしてから手札に持ち、扇状に広げます。
このラウンドが終わるまでその手札の順番を勝手に変えてはいけません。
プレイヤーに手札を配り終えたら山札の上から3枚のカードを伏せたまま一列に並べます。
残ったカードは山札として伏せて積んでおきます。
3.遊び方
じゃんけんなどでランダムにスタートプレイヤーを決めて、時計回りの順番で手番を実行します。
ラウンド終了までその順番でゲームを行います。
手番プレイヤーは場札のうち1枚を選んで取り、それを手札にくわえます。
この時、両端のどちらかに加えても構いませんし、隣接するいずれか2枚の手札の間に割り込ませる事も出来ます。
いずれの場合も、今手札に加えたカードに新たに隣接する事になったカードのうちどちらか1枚を場に公開して出します。
両端のどちらかに加えた時は、反対側の端にあるカードを選んで場に出す事も出来ます。
場札は最初は全て伏せられている状態ですが、プレイヤーがカードを取り1枚場に出す事によって表向きになったカードが場に出てくる事になります。
手番プレイヤーは、手札に加える場札を選ぶ時、もし場札全てが公開されている状態であるならば、その前に場札を3枚とも山札から新しい3枚に入れ替える事が出来ます。
そうする場合、場札を表のまま全て捨て札にして、山札から3枚伏せたまま引いて、新たな場札を作ります。
手番の終了時に、自分の手札12枚を完全に「昇順」または「降順」に並べる事が出来たプレイヤーは、ラウンド終了宣言を行う事が出来ます。
その宣言が行われたら、そのラウンドは直ちにそこで終了し、そのラウンドのかくぷれいやーの得点計算を行って記録します。
4.ラウンド終了と得点集計
ラウンド終了したら、各プレイヤーは手札を公開します。
この時もカードの並びが変わらないように注意してください。
そして終了宣言をしたプレイヤーの手札が左から右に向かってルール通り完全に「昇順」または「降順」になっている事を確認します。
正しければ、そのプレイヤーは手札のカードに記されているピエロのアイコンの合計を勝利点をして受け取ります。
このプレイヤーは、誰よりも早く手札を完成させたボーナスとして追加で5勝利点を受け取ります。
※このプレイヤーの手札の場合、24点+ボーナス点5点で合計29点を受け取ります。
他のプレイヤーは、自分の手札の中で完成している「最も長い昇順または降順のカードの並び」を一つ見つけてください。
そしてそれらカードの持つピエロのアイコンの数に等しい勝利点を獲得します。
なお、そうしたカードの並びは、必ずしも手札の両端から始まっている必要はありません。
※このプレイヤーは32から98までが最も長い昇順の為、ピエロのアイコン分の12点を受け取ります。
5.ゲームの終了
ラウンド終了時に累計で60点以上勝利点を獲得しているプレイヤーがいるなら、そこでゲーム終了です。
累計勝利点が最も多いプレイヤーの勝利です。
該当プレイヤーが複数いる場合は、最終ラウンドで最も多く勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。
終わりに
如何でしたでしょうか。
手札を配られた状態から並び替えてはいけないと言う一風変わったカードゲームですが、かなり奥が深く楽しいゲームです。
点数が低くても手を進める事を優先するか、点数を増やす為に手札を進める事を遅めるかなど各手番毎に選択肢が存在するので、常に考えつつプレイする必要があります。
12枚のカードを常に手札に持っていると疲れる事もあるので、カードスタンドありでプレイする事をお勧めします!
写真に写り込んでいるアイン特性カードスタンドも販売していますので、是非ご一緒にお買い求めください!(((o(*゚▽゚*)o)))
〜真島(H.N りぶ)〜